【質問】行政の透明性や情報公開、公文書管理の在り方が問われている。どのように取り組んでいくか。(左から届け出順)  

■情報できるだけ公開 山口祥義氏(53)

 公約の「大局方針」では「透明で澄んだ県政」を真っ先に掲げた。議論はできるだけガラス張りにし、うそ偽りなく、誠実に行うことが肝要だ。リーダーが「うそをつかなくていい」というメッセージを職員に発することが大切で、山口県政の根幹部分になる。

 何かを隠そうとすると無理をして変な判断をしたり、職員も苦しい思いをしたりする。1期目に実践して着実に浸透してきているし、大きな不正はなかったと思う。開かれた場で議論して問題点が指摘されれば、途中で修正したり、施策を取り下げたりもする。

 情報公開では個人情報や交渉の経緯など、真実が出せない部分は慎重に整理するが、基本的には「できるだけ開く」姿勢でいる。

■適切な制度運用必要 今田真人氏(72)

 森友学園問題の公文書偽造や、加計(かけ)学園問題の面談記録の破棄など、安倍政権の姿勢はとんでもない。都道府県を指導すべき立場の国が、データを改ざんしたり、法律を破るような行為をしたりするなんて許せない。

 適切な情報開示が求められるのは県も同様だ。一方で、「全てオープンにせよ」という立場は取らない。政策的に検討した結果、現時点では開示できない内容もあり得ると思う。必要な公開制度は、おおむね整備されてきている。運用さえ適切なら、制度を活用して主なデータは取れると考える。

 行政機関として役に立つ情報を提供するためにも、県民や労働者が真に求めているデータが何かを考え、集める姿勢も必要だろう。

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