福島寛人小城署長(右)から感謝状を受けた馬場法孝さん=小城署

 11月中旬の深夜、佐賀県小城市内の歩道で倒れていた80代の男性を適切に保護したとして、市内の釣り具店で働く馬場法孝さん(22)=牛津町牛津=が6日、小城署の福島寛人署長から感謝状を受けた。馬場さんは「倒れているのを見て、何とかしなくちゃという気持ちだけだった」と振り返り、「こういう場を設けてもらって光栄です」と話した。

 馬場さんは11月22日午前0時10分ごろ、魚釣りを終えて車で帰宅中、具合が悪くなって倒れていた男性を見つけ110番通報した。

 警察官が到着するまでの間、馬場さんは雨でぬれ、震えていた男性の上半身を起こして自分のジャンパーを掛け、背後から抱きかかえるようにして男性の両手を温め続けた。

 小城署によると、男性は倒れていた場所の近くで妻と2人で暮らし。当時は低体温症の恐れがあり、搬送先の病院で治療を受けたという。

 馬場さんは福岡県北九州市出身。地元の大学を今春卒業し、就職のため小城市に引っ越してきた。父母は共に医療関係の仕事をしているといい、「自分が病気になった時、看病してもらった経験が生きたと思う」と今回の対応を振り返った。

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