店内に設置されたQRコードを読み取り、ポイントをためる来店スタンプ=佐賀市の佐賀玉屋

 佐賀玉屋(佐賀市)は、公式アプリを開設した。各会員制交流サイト(SNS)を集約して見やすくしたほか、来店スタンプカードやアプリ専用クーポンもある。アプリの充実を図り、顧客のニーズの把握に努めていく。

 スマートフォンによる情報収集が増えていることから、佐賀玉屋はインスタグラムやLINEなどでSNSを随時開設してきた。ただ多数のアカウントが情報発信する度に過去の情報が埋もれ、閲覧する機会が少なくなる。さらにスマートフォンを所持する年配者も増えてきたため、ワンクリックで店の情報が閲覧できるようにとアプリを制作した。

 アプリのデザインは、高齢者向けスマートフォンを参考にした。登録は年齢や性別などを選択するだけで、30秒ほどで終了する。登録後もIDやパスワードは不要にした。

 アプリは12項目あり、チラシや通販サイト、各SNSを閲覧できる。「スタンプカード」は、店内に設置されたQRコードを読み込むと、1日一つスタンプが押される仕組み。スタンプをためると、商品の値引きに利用できるポイントが付与される。担当者は「月1回の利用者の来店回数が増えるきっかけになれば」と話す。そのほか契約駐車場料金サービス特典やファミリーレストランの食後のコーヒー無料サービスもある。

 アプリはアップストアなどから無料で入手でき、開設から1カ月で約1000人が登録。40代が半分を占め、次いで50、30代の利用が多い。佐賀玉屋はクーポン利用の有無やページクリック数などのデータを集め、顧客の動向分析につなげていく考えで、「いろいろな仕掛けで内容の充実を図り、店内のレストランや衣料品店の利用促進を図りたい。店周辺の飲食店との連携も視野に入れ、玉屋周辺で、一体となって集客に力を入れたい」と意気込む。

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