佐賀県は4日、アニサキスが寄生したアジの刺し身を販売して食中毒を発生させたとして、佐賀市兵庫北の「ゆめタウン佐賀」の魚介類販売業部門(鮮魚コーナー)に同日1日間の営業停止命令を出した。

 県生活衛生課によると、多久市の60代女性が2日夜に自宅でアジの刺し身を食べた後、胃痛や嘔吐(おうと)などの症状が出て、受診した多久市内の医療機関から佐賀中部保健福祉事務所に「胃アニサキス症の患者を診察した」との連絡があった。女性はアニサキスが摘出されて現在回復している。

 アニサキスは体長2~3センチで白色の少し太い糸状になっていて、サバやサンマなどにも寄生する。県内でアニサキスによる食中毒で営業停止命令が出たのは今年初めて。生活衛生課は「加熱や冷凍をするほか、目視で確認するなど予防してほしい」と呼び掛けている。

このエントリーをはてなブックマークに追加