3月末で閉館する嬉野市公会堂=嬉野市嬉野町

 嬉野市は、市公会堂(嬉野町)を来年3月末で閉館することを決めた。開館から60年以上が経過して老朽化が進み、耐震性が不十分と診断されていたため。市は6日開会予定の12月定例議会に関連議案を提案する。

 公会堂は1957年2月に開館し、これまでにトイレや施設のバリアフリー化で改修した。ただ、防災拠点の耐震診断の義務化を受け、2016年に耐震診断を実施したところ、基準を満たしていないことが分かった。老朽化でコンクリートの強度も低下し、耐震壁を取り付けるなどの補強工事も困難な状況という。

 公会堂は約420人を収容するホールがあり、講演会などの会場として使われ、年間約3万人が利用している。代替施設は、来年4月に開館する市中央体育館(嬉野町)や市社会文化会館リバティ(塩田町)が担う。跡地(6765平方メートル)の活用や取り壊しの時期は未定。

 公会堂隣の嬉野公民館も老朽化を理由に年度内で廃止する。市中央体育館に隣接し、同時期に利用が始まる「うれしの市民センター」が代替機能を担う。

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