皿山風土記の相撲甚句披露する会員。のぼり持ちとしてマレーシアから短期留学中のニッキ・ラウ・リー・ウェンさんも参加=有田町の有田小

 有田相撲甚句の会(岩崎数馬会長)が明治維新150年を記念して、実業教育を推進した江越礼太(1827~92年)の詩「皿山風土記」を相撲甚句にした。11月29日、江越が初代校長を務めた有田町の有田小(島ノ江佳弘校長)で児童たちに披露した。

 「皿山風土記」は1876(明治9)年作とされ、当時の有田の人口や窯元数のほか、有田焼の輸出や万博出品に携わった人々の功績などが記されている。長編の詩で、2回うたうと約42分かかるため、しゃれを効かせて「42・195分のマラソン甚句」とした。

 岩崎会長は、有田小は江越が1871(同4)年に開いた白川学校を前身に、翌年の学制発布で白川小となったことを紹介。拍子木を鳴らしながら、会員5人が甚句をうたい上げた。6年生の百田真乃さんは(12)「同じ百田の名前が出てきた。先祖かもしれないので調べたい」と興味を示していた。

 マラソン甚句は、25日の秋の有田陶磁器まつりで初お披露目した。

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