新型インフルエンザ対応訓練で、患者役の女性(右)を病院に搬送するため誘導する職員=伊万里市の伊万里保健福祉事務所

 新型インフルエンザの発生に備えた初期対応訓練が30日、伊万里市の伊万里保健福祉事務所と西松浦郡有田町の伊万里有田共立病院であった。両施設の職員約50人が参加し、感染の疑いがある患者を病院に搬送する手順を確認した。

 訓練は、佐賀県外で新型インフルエンザが確認され、その地域を旅行した伊万里市の女性が帰宅後に症状を訴える想定で行った。

 女性の家族から連絡を受けた保健福祉事務所は、症状から感染症指定医療機関の受診が必要と判断。職員が公用車の車内をビニールで覆い、伊万里有田共立病院まで搬送。消毒や疫学調査の動きも確認した。

 訓練は新型インフルエンザ対策特別措置法に基づき、県内5保健福祉事務所が持ち回りで毎年実施している。伊万里事務所の池田俊男所長は「検証をしっかり行い、いつ発生しても冷静に対応できるように備えたい」と話した。

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