佐賀県は29日、本年度の県原子力防災訓練を来年2月2日に実施すると発表した。九州電力玄海原発3、4号機(東松浦郡玄海町)の再稼働後では初めて。避難計画の実効性を上げるため、関係機関の連携強化や住民の意識向上を図る。

 訓練は災害対策基本法に基づき毎年度実施され、県と立地自治体の玄海町、半径30キロ圏内に含まれる唐津市、伊万里市が主催する。避難先となる県内市町が協力するほか、長崎、福岡両県とも連携する。

 県消防防災課によると、詳細は調整中で後日、発表する。前年度は国の原子力総合防災訓練と合同で実施し、152の関係機関、地域住民を含む約2万6千人が参加した。

 県は本年度、玄海原発重大事故時の避難渋滞改善に向けた調査結果をまとめた。渋滞が予想される交差点を避けたり、交通誘導したりすることで短縮効果が見られたが、今回の訓練に反映させるかどうかは未定としている。

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