「きやまトマッペ」の発売を発表する松田町長(中央)と佐藤社長(右)=基山町長野のNJアグリサポートトマトハウス

 西日本鉄道(福岡市)のグループ会社で農業事業を展開するNJアグリサポート(福岡県三潴郡大木町、佐藤良一社長)はこのほど、三養基郡基山町で開発に取り組んでいた糖度の高いトマトを「きやまトマッペ」と命名し、販売を開始すると発表した。

 NJアグリサポートは2016年に基山町と進出協定を締結。情報通信技術(ICT)を活用し、土の代わりに養液で育て気温、湿度、日照量などをセンサーで感知し、生育環境を自動制御するハウスでトマト栽培を開始した。今年から通常4から5の糖度に対し7以上という、より糖度の高い大玉トマトの栽培に取り組んできた。

 ブランド名は基山中の全校生徒から給食で試食後に公募して決定した。九州自動車道基山パーキングエリア内の直売所や、福岡市内のにしてつストア各店で販売する。価格は1パック(500グラム)500円の予定。同町のふるさと納税返礼品にも加える。

 松田一也町長は「町の活性化に弾みとなる。食育活動や就農人口の増加など可能性を広げたい」と期待を込め、佐藤社長は「今後は研修生の受け入れにも力を入れ、農業を支える人材を育成したい」と話した。

 

 

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