「シネマの会の運営に混乱を生じさせた」と改めて謝罪した唐津市の峰達郎市長=唐津市役所

 唐津市所有の多目的ホールで開かれている市民団体「唐津シネマの会」の映画上映会の使用料が過少徴収になっていた問題で26日、市は職員4人を文書訓告にしたと発表した。住民訴訟の対象だった2013~16年度の担当部署の部長、副部長、課長の7人のうち、在職中の4人を処分した。

 処分理由について櫻庭佳輝総務部長は「使用料の配慮は組織の方針で、特定の個人が行ったものではない」としつつ、市による減免手続きの不備があり「職員を管理監督する立場の者は率先して事務処理を改めるべきだった」と説明した。

 最初の担当部長が「市は施設利用等について配慮する」という決裁をし、市はこれを条例で減免対象になる「市長が特に認めるとき」に相当すると解釈していた。峰達郎市長は「主観による解釈の思い込み、第三者から見た客観的な視点の欠如、根拠を明確に示すことに対する認識の甘さがあった」と話した。

 市は現在、全庁的に減免手続きの再確認を進めている。減免基準のガイドライン策定も検討している。

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