学校ごとにそろえた法被やバンカラ姿で寮歌などを高らかに歌う参加者=佐賀市のエスプラッツ

 全国各地の大学や旧制高校の卒業生が集い、伝統の寮歌や校歌、応援歌を歌う「第26回佐賀県青春寮歌祭」が24日、佐賀市のエスプラッツであった。「寮歌は老化を駆逐する」を合言葉に、約30校の卒業生約300人が県内外から集い、青春時代に思いをはせつつ力強い歌声を響かせた。

 参加者は学校ごとに法被や学ラン、はかまに高げたなど懐かしの衣装でステージに上がり、肩を組んだり腕を振ったりしながら高らかに歌った。歌の前後には大学や寮歌の歴史も紹介した。秋田大学九州支部の4人は、今年が戊辰(ぼしん)戦争から150年に当たるのを引き合いに、秋田の久保田藩を救った佐賀藩への謝辞を述べ、会場を盛り上げた。

 先陣を切りステージに立った北海道大学同窓会佐賀県支部の大宅公一郎さん(66)によると、以前各地にあった寮歌祭が減る中、佐賀は旧制高校と新制大学、私立大も交える方式で盛り上がりを保っているという。「歌っていると青春時代を思い出す。年に1回の楽しみに県外から参加する人もいる。これからも長く続けたい」と話していた。

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