全日本ジュニア選手権で個人総合の頂点に立った石橋知也さん=神埼市の神埼清明高

真剣な表情で練習に臨む石橋知也さん=神埼市の神埼清明高

 16~18日に群馬県で開かれた「第36回全日本ジュニア新体操選手権」で、神埼ジュニアクラブの石橋知也さん(15)=神埼中3年=が4種目で競う男子個人総合で佐賀県勢としては13年ぶりの頂点に立った。石橋さんは「1位はうれしいけど、もっと点数は出せたはず」と振り返る。

 スティックは緊張感に包まれた中でも16・050点をマークすると、「踊っていて楽しむことができた」というクラブ、さらに得意のリングで種目別のトップの得点をたたき出した。ロープは惜しくも2位だったが、個人では初めて手にした栄冠だった。

 昨年の大会は個人総合4位。指導する松岡寛敏さん(42)は「以前、けがをしてメンバーを外れた時も、居残り練習をしていたぐらいの努力家。今はキャプテンとしてリーダーシップを発揮し、みんなも信用している」と話す。技術に関しても「宙返りの技の高さや種類は他のジュニアにないものを持っている。(体の)可動域も広くて大きく動くことができる」と評価する。

 ただ、3連覇を狙った団体戦は岡山県のチームにわずかな差で敗れて準優勝。石橋さんは「個人よりも団体にかけていたから悔しい」と唇をかむ。演技の安定感やスムーズさを課題に挙げ、「上で通用するように、まだまだ練習を重ねていきたい」と向上心を絶やすことはない。

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