■医療  病院の役割分担を評価

 地域医療や診療費など医療全般に対して「不安はない」と54人が答えた。一方で、医師不足などの観点から「不安がある」「少し不安がある」は36人。

 「不安はない」の主な意見では「大病院と地域の病院の役割分担の流れはできている」(60代男性)、「隣県の病院を含め近くに医療機関が多い」(30代男性)など、地域に分散する医療機関の設置状況を肯定的に捉えていた。

 また「母子家庭には医療費軽減がある」(10代女性)「子どもの医療負担が少ないのは助かっている」(30代女性)など自治体の補助を評価する声もあった。

 一方で、専門医の人材不足や診療費を指摘する意見も少なくない。「地域に産婦人科がない。若い人たちの出生環境が不安」(40代女性)、「医療費や保険料負担が大きくなる。予防医療に力を」(30代女性)などの指摘もあった。

 

■福祉施策  介護など「不安」6割超

 県は地域包括ケアシステムの充実など社会保障関連予算の増加を見込んでいるが、急速な少子高齢化社会の中での福祉施策に、「不安がある」「少し不安がある」と答えた有権者は65人に上った。

 特に介護分野では「介護士の人材不足が気になる」(20代女性)、「介護が大変になり、老人ホームの定員問題に関わってきて、高齢者が住みにくい社会になりつつある」(10代女性)との意見が寄せられた。

 また、「介護保険料が上がった。周囲でもこのことに不満を感じている人が多い」(60代男性)、「介護認定も厳しくなっている。老老介護が今後増えそう」(50代女性)と介護保険制度への心配の声もあった。

 年金制度では「本当に支払われるのか? 何歳から受給できるか不安」(40代男性)「長生きしてもお金が持つか…」(60代男性)との先行きを不安視する。

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