横浜M戦に向けた練習で激しく競り合うDF高橋祐治選手(左)とFW趙東建選手=20日、鳥栖市北部グラウンド

 サガン鳥栖は24日、J1残留を懸けた大一番を迎える。佐賀県鳥栖市のベストアメニティスタジアムに迎えるのは11位の横浜F・マリノス。鳥栖はホーム最終戦となるこの試合に勝ち、ライバルの湘南、名古屋がともに引き分け以下ならば1試合を残して残留が確定する。今季9勝のうち7勝を挙げているホームで悲願を達成したい。

 「強気で勝ちに行く。今節で残留を決める」。10月の就任後、リーグ戦2勝1分けと結果を残している金明輝キンミョンヒ監督は勢いそのままに難敵を撃破することを誓う。

 鳥栖は通算成績9勝10分け13敗(勝ち点37)の15位。4日の長崎戦はMF原川力選手が奪ったゴールを守り切って1-0で完封勝ちし、10日の神戸戦は相手の分厚い攻撃を封じて0-0で引き分けた。チーム一丸の戦いで着実に勝ち点を重ねている。

 横浜Mとの決戦に向け、全体練習では攻撃力アップに力を注いでいる。原川選手は「守備からテンポのいい攻撃につなげることが大事。中盤の自分たちがより多くボールに関わり、好機をつくりたい」と闘志を燃やす。今季チームでリーグ戦フル出場を唯一続けているGK権田修一選手は「ここで勝たないと残留できないと思って死力を尽くす。勝ち点3を取ることだけを考えて戦う」と約束する。

 

負ければ一気に窮地

 鳥栖は現在、残留圏ぎりぎりの15位。14位湘南、16位名古屋と勝ち点37で並んでおり、ホーム最終戦となる横浜M戦で何としても勝ち点を積みたい。

 鳥栖は勝利を収め、勝ち点を40まで伸ばせば16位以上が確定。さらに湘南、名古屋がともに引き分けか敗戦ならば最終節を残して15位以上、残留が確定する。

 一方、今節で湘南と名古屋がともに勝利を挙げ、鳥栖が敗れた場合は窮地に追い込まれることになる。最終節で湘南、名古屋は直接対決を残しており、この2チームが引き分けると、鳥栖は勝っても追い付けなくなる。

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