唐津市海岸通にある旧三菱合資会社唐津支店本館

アニメ「ゾンビランドサガ」で描かれる「旧三菱合資会社唐津支店本館」。(提供画像)

 現在放送中のテレビアニメ「ゾンビランドサガ」で、佐賀県を舞台にトップアイドルを目指すゾンビの少女たちの住まいとなっている唐津市海岸通の「旧三菱合資会社唐津支店本館」(唐津市歴史民俗資料館)が25日、特別公開される。老朽化が進み、現在は休館中の明治の洋館で、1日限定の“聖地巡礼”ができる。

 1908(明治41)年に建築された県重要文化財で、近代化遺産全国一斉公開に合わせて市が公開する。放送開始をきっかけに建物を見に来る人もいて、市教育委員会生涯学習文化財課によると「公開は1日だけですか」などの問い合わせがあるという。

 かつて石炭の積み出し港として繁栄した唐津港のシンボル的な木造建築で、その優美な姿から地元で「三菱御殿」と呼ばれていた。市は「耐恒寮(藩英学校)」「石炭産業」「建築」をキーワードに唐津の明治維新150年を顕彰しており、そのすべてが交わるスポットでもある。

 9時から17時まで。入館無料。事前申し込みは不要。JR西唐津駅から徒歩約20分。館内では唐津の石炭産業が分かる展示、明治から昭和にかけての風景写真も紹介する。

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