小城市の「清水の滝ライトアップ(竹灯(あか)り)」事業を巡る元市商工観光課長=退職=の不適切な会計処理問題に関し、市は22日の市議会決算特別委員会で、16年度事業の赤字の一部を17年度の市の一般会計から穴埋めしていたことについて「不適切な支出だった」と陳謝した。特別委は27、28日に総括審議を行い、決算を認定するかどうかを判断する。

 市によると、16年度の赤字約334万円のうち警備費の約52万円は、17年度の市の事業費を流用したほか、市の補助金を含む実行委員会の17年度予算から支出した。

 年度をまたいだ点に横田正裕産業部長は「不適切な使われ方で、監督者として反省している」と述べる一方、補助金の使途に関しては「交付要領や規則に反していない」などとし、問題はなかったとの認識を示した。

 16年度の一般会計からも約80万円が流用されていたが、横田部長は「市の懲戒審査委員会が調査報告をまとめた昨年10月末に事実を確認した」とし、前年度の決算審査時は調査中だったため説明できなかったと釈明した。

 決算審査に絡み、一連の不祥事を追及している「小城市をよくする市民の会」は22日、決算特別委の委員の1人が同会の会員であることを理由に委員の任を解かれたとして、市議会に公開質問状を提出した。回答期限は11月末で、理由や根拠の説明を求めている。

このエントリーをはてなブックマークに追加