嬉野茶の茶農家らが1杯ずつお茶を振る舞った「ochaba」=東京・六本木ヒルズ

 東京・六本木ヒルズに期間限定の嬉野茶のカフェがオープンし、感度の高いビジネスマンや女性を魅了した。嬉野市の茶農家7人がスタイリッシュな白服に身を包み、客の目の前でバーテンダーさながらに特別な一杯でもてなした。

 佐賀県の地方創生プロジェクト「サガプライズ!」の一環。これまでさまざまなアニメやゲームとコラボしてきたが、今回は蓄積したノウハウを生かし、初めて県単独で企画した。

 「なぜカフェはコーヒーばかりなの?」「お茶専用のカフェもほしい」というSNS上での声の広がりに県が反応し、茶農家、温泉旅館経営者、肥前吉田焼の窯元らの若手でつくる「嬉野茶時」の協力で15~17日の3日間、スタバならぬ、「うれしの茶寮ochaba(オチャバ)」をオープンした。

 茶農家7人はカウンターに並び、レモン緑茶やユズ緑茶など自ら栽培した茶葉で、客との会話を楽しみながら一杯ずついれた。てんびんで茶葉を量り、茶釜から湯を注ぐパフォーマンスを披露した。横浜市の大学2年佐藤文哉さん(20)は「香りも味もすごく良かった。嬉野は名前を聞いたことがあるくらいだったが、温泉もあるそうなので行ってみたい」と話していた。

 県はカフェイベントに合わせて東京・有楽町で早朝のヨガとお茶を楽しむ「サガヨカ茶会」も開催。参加者に佐賀への旅行や移住を呼び掛けた。

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