熱心に新聞を作る子どもたち=神埼市の西郷小学校

 神埼市の西郷小(成富健次校長)で20日、NIE(教育に新聞を)出前授業が開かれた。6年生42人が、当日の紙面から気になった記事を切り取り、1枚の新聞を作る作業を通して、新聞から情報を得ることへの関心を高めた。

 世の中の動きに関心を持ち、自分の意見を持ってほしいと、NIEを取り入れている神埼中の野田英樹教諭と佐賀新聞社の多久島文樹NIE推進デスクの2人が指導した。

 子どもたちは、人工知能(AI)を活用した新型の業務用ロボット掃除機や「スペースワールド」のスペースシャトル原寸大模型の解体、基山町の大興善寺の紅葉などの記事に関心を寄せた。それらの記事をはさみで切り取り、班ごとに模造紙に貼り付けて「新聞」に。記事によって色を変えて囲ったり、間を開けたりと、レイアウトも目を引くように工夫した。

 完成後は、記事を選んだポイントや、制作で工夫した点などを発表した。普段から新聞を読む習慣がない児童が多く、授業を通じて新たな気付きも。平山直太郎君(11)は「テレビだけでは分からないニュースもあると新聞を読んで分かった」。中村小春さん(12)は「好きな記事を選ぶ作業が楽しかった。友達が選んだニュースを見て『こんなニュースもあるんだ』と気づいた」と笑みを浮かべた。

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