新工場の建設に伴い、小城市と立地協定を結んだミナノ精工の中富剛社長(右)と江里口秀次市長=小城市役所

 自動車の精密ゴム製品の金型を製造するミナノ精工(小城市三日月町、中富剛社長)は20日、同町に第2工場を建設すると発表した。受注増に伴い、生産体制を強化。最新の設備を導入して2019年10月に操業を始め、高品質の金型製造と納期の短縮を目指す。

 新工場は鉄骨一部2階建てで、延べ床面積は約1900平方メートル。約3億円を投じ、来年1月に着工する。製品の誤差を千分の1ミリ以下に抑えるため、機械の温度を一定に保つ24時間稼働の空調管理システムも導入する。

 当初は配置転換の10人を含め15人の雇用を見込む。その後は新規雇用を進め、24年度には25人に増員する計画。売上高は19年度に11億円、24年度に12億円を目指す。

 20日に小城市と立地協定を結んだ中富社長は「高精度と短納期を実現し、価格競争に打ち勝っていく。従業(43人)もその目標に向かって一つになっている」と抱負を語った。

 同社は1972年、福岡県那珂川町で創業。90年に小城市に進出し、97年に本社工場を現在地に移した。江里口秀次市長は「この地で培った高い技術力を武器に、さらなる発展を期待したい」と述べた。

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