表彰を受けた佐賀地区BBS会のメンバー=佐賀市の佐賀商工ビル

 本年度の「安全安心なまちづくり関係功労者」の内閣総理大臣表彰に全国から「再犯防止活動」に携わる8団体が選ばれ、このほど首相官邸で表彰式が開かれた。佐賀県内からは、子どもの居場所づくりに貢献した「佐賀地区BBS会」(矢川孝昭代表、41人)が表彰を受けた。

BBS(BigBrothersandSistersMovement)は、子どもたちを相手に兄や姉のような存在として活動し、非行がない社会づくりを目指す活動で、佐賀地区BBS会は1956年に発足。これまで県内の刑務所の受刑者や児童養護施設の子どもと交流したり、東日本大震災の被災者を支援してきた。

現在は、子どもたちにいろんな体験の場を提供する「YOU・友(ゆう)・遊(ゆう)」活動が中心。「開校式」として6月に参加者を募集し、1月まで物作りや芋掘り、クリスマスなどの行事を開いている。「家庭と学校だけでは、疎外感を感じる子どももいる。彼らの新しい居場所になれば」と顧問の藤佐美幸さん(64)。1年に一度の行事ではなく、毎月同じメンバーで活動を続けることで、友達ができやすいという。

関係者一同は、受賞を聞いた時は「ただただ驚きだった」という。今後も「心のそばに寄り添う活動」を続け、次世代を担う子どもをしっかり見守る思いを新たにしている。

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