国税庁長官賞を受賞した樋口愛弥さん(右)と小原昇福岡国税局長=佐賀市の佐賀西高校

 国税庁が、高校生に税に対する関心を持ってもらおうと毎年開催している「税に関する高校生の作文」で、佐賀西高1年の樋口愛弥さん(16)=基山町=の「一本の線」が最高賞に当たる国税庁長官賞に輝いた。この賞は昨年も同校の生徒が受賞しており、学校として2年連続の受賞となった。

 樋口さんは友人と話している際、道路が新しくできたことで父親の通勤時間が大幅に短くなり、家庭に笑顔が増えたことを聞き、「税金は取られるものや必要悪ではなく、温かい社会の礎になるもの」と感じたという。さらに、税金を「人々の優しさの貯金」と表現し、「税金を通して、社会に優しさがあふれることを願う」とまとめた。

 佐賀西高であった表彰状の贈呈式で、小原昇福岡国税局長から表彰状を受け取った樋口さんは「身の回りのことを書いただけなので、こんな賞をもらえるとは」と謙遜しながらも、「評価してもらってうれしい」と笑顔を見せた。

 佐賀税務署によると、今年は全国1810校から約22万点の応募があり、樋口さんを含め、全国で12人が国税庁長官賞を受賞した。

このエントリーをはてなブックマークに追加