男子決勝・佐賀学園-佐賀商 接戦で佐賀商を下し、喜ぶ佐賀学園の糸山大賀(中央)ら=唐津市文化体育館

女子決勝・佐賀清和-鳥栖商 第3セット、スパイクを放つ佐賀清和の川内愛以(右)=唐津市文化体育館

 第71回全日本バレーボール高校選手権大会佐賀県予選会最終日は18日、唐津市文化体育館で男女の決勝があった。男子は佐賀学園が佐賀商に3-2で競り勝ち、4年ぶり4度目の優勝。女子は佐賀清和が鳥栖商を3-0で下し、4年連続12度目の栄冠をつかんだ。

 男子の佐賀学園は2セットを先取。第3、4セットは佐賀商にデュースの末に奪われたが、接戦となった第5セットを制した。女子の佐賀清和は第1セットを粘って奪うと、その後も安定した試合運びを見せ、ストレートで鳥栖商を破った。

 佐賀学園と佐賀清和は来年1月5日から東京都調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザである全国大会に出場する。

フルセット宿敵下す 男子・佐賀学園

 死力を尽くした選手たちはコートに突っ伏して喜びを爆発させた。フルセットの激闘となった男子決勝は、佐賀学園がライバル佐賀商を振り切って4年ぶりの頂点。蒲原和孝監督は「リズムが大事だとこれほど思った試合はなかった」と胸をなで下ろした。

 8年連続となった佐賀商との頂上決戦。万全の対策を講じていた相手エースが欠場し、「予想しなかった展開にリズムが崩れた」(蒲原監督)。2セットを先取後、第3、4セットをデュースの末に落としたが、本村大翔らの力強いスパイクで押し切った。

 予定していた戦術を変え、もがき苦しんだが、「全国では初対戦の相手にしっかり対応しないといけない。いい経験になった」と糸山大賀主将。「ここは通過点。一つ一つ勝っていきたい」と意気込んだ。

 

力と粘りかみ合う 女子・佐賀清和

 力強さと伝統の粘りが見事にかみ合った。3年連続で同じ顔合わせとなった女子決勝は、佐賀清和が鳥栖商を3-0で下して4連覇を達成。野中健志監督は「主導権を渡さずに戦ってくれた」と選手たちをたたえた。

 エースの川内愛以が「(相手に粘られて)とても苦しかった」という第1セットをデュースの末に奪うと、第2セットは川内、サウスポーの丸岡夕莉が強打で圧倒。「最後は私が決める」(川内)と第3セットの25点目をブロックで奪うと、歓喜の輪をつくった。

 8月の全国総体で佐賀県勢女子初の8強入りを果たし、「この子たちは上を目指せる力を持っている」と野中監督。日本一に少しでも近づくべく、川内は「自信を持ってコートに立ち、苦しい時にチームを救うスパイクを打つ」とエースの自覚をにじませた。

 

▽男子決勝

  • 佐賀学園 3 25-17 2 佐賀商
  •        25-21
  •        24-26
  •        26-28
  •        15-13

 

 ▽女子決勝

  • 佐賀清和 3 26-24 0 鳥栖商
  •        25-15
  •        25-22
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