副島種臣の知られざる側面について講義する三ツ松誠さん=佐賀市立図書館

 大学の研究者が100分の集中講義で佐賀の幕末維新期の歴史と文化を3回にわたり紹介する公開講座が17日、佐賀市立図書館で始まった。市民約100人が詰めかけ、佐賀藩の幕末維新を専門とする研究者の講話に耳を傾けた。

 佐賀市立図書館と佐賀大学が連携して5年前から開いている。初回は佐賀大学地域学歴史文化研究センターの三ツ松誠講師が外交官や書家として活躍した副島種臣について話した。

 三ツ松講師は「この講座に参加する方々は、佐賀の歴史に非常に詳しい方ばかり。今回はあぜんとするような副島の側面について話したい」と述べ、「キツネつき」「神がかり」とうわさされたエピソードの真相について話した。

 講座は12月22日に同研究センター伊藤昭弘准教授が「古文書からみる鍋島直正の藩政改革」、来年1月12日に同センター青木歳幸特命教授が「九州の種痘―幕末維新期諸藩の医学交流―」をテーマに、それぞれ午後1時半から100分間講義する。参加無料、定員80人。

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