佐賀県で初めて開催された護憲大会=佐賀市の佐賀市文化会館

 全国の平和団体の関係者らが集まる「憲法理念の実現をめざす第55回大会(護憲大会)」が17日、佐賀市文化会館で開幕した。「憲法ではなく、政治を変えよう!」をテーマに、安倍晋三首相が目指す憲法改正の国会発議の阻止などを訴えている。県内では初めての開催で、全国各地から約1600人が参加している。

 冒頭、藤本泰成実行委員長が「いま憲法を改めるべき理由がどこにあるのか。自分たちは指をくわえたまま日本の崩壊を見ているわけにはいかない」とあいさつ。佐賀県実行委員会の大草秀幸委員長は「佐賀の地から憲法改正阻止の種をまき、大きく広がっていくことを期待している」と訴えかけた。

 パネルディスカッションでは飯島滋明名古屋学院大教授ら憲法学者3人が登壇し、改憲の動きを巡って議論を交わした。

 大会は3日間の日程で、市民団体「フォーラム平和・人権・環境」(東京)などで構成する実行委員会が主催。18日はテーマ別の分科会を佐賀市内で開くほか、東松浦郡玄海町の玄海エネルギーパークなどを視察する。最終日の19日は大会アピールを採択する。

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