会見で再生エネの出力制御について語る九州電力の池辺和弘社長=東京・大手町の電気事業連合会

 九州電力の池辺和弘社長は16日、都内で開かれた電気事業連合会の会見で、全国で初めて実施した本格的な再生可能エネルギーの出力制御に関し、「短期的に状況が改善するとは思えない。引き続き協力を願いたい」と述べ、電力需要が低くなる年末年始や来年春に実施する見通しを示した。

 池辺氏は、出力制御を回避するには再生エネの電気をためる蓄電池が不可欠だとし、「豊前に設置した5万キロワットの蓄電池には約200億円かかり、成り立たない」と強調、低コストの蓄電池を開発する技術革新が必要との見方を示した。

 原発と再生エネが対立しているとの指摘に対し、池辺氏は「対立ではなく、肩を組み二酸化炭素を出さない電気をつくっている。太陽光は昼間しかつくれず、原子力は24時間つくれる」と話した。

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