外国人技能実習制度について学ぶ参加者=唐津市大名小路の商工会館

 技術移転を目的に外国人を受け入れる外国人技能実習制度を学ぶセミナーがこのほど、唐津市の唐津商工会館であった。実習生の働く環境を整えるため、社員同士のコミュニケーションや地域社会との交流が重要になることを学んだ。

 県内には今年1月の時点で5666人の外国人がおり、うち最も多い在留資格は技能実習生の2101人。県が2015年に行った調査では、実習生と地域住民の相互理解が進んでいないことや、実習生に相談相手が少なく問題が深刻化する課題が明らかになった。

 県国際課の担当者は「実習生と受け入れ企業の社員でも、互いのことをよく知らないことがある」と交流不足を指摘。理解しようと努力することが実習生の安心感につながり「結果的に仕事の能率も上がり企業にもプラスになる」とした。

 利用を考えている市内の企業など16社から約30人が参加した。求人を出しても応募がないため、外国人実習生の受け入れを視野に入れる建設会社の40代男性は「意思疎通が難しそうだし、文化も違う。実際に受け入れた場合はきちんと対策しなければ」と話していた。

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