著名人がつづったメッセージを見る参加者=佐賀市の幕末維新記念館

 県内のきもの着付け教室に通う生徒や和裁士などが15日、佐賀市の肥前さが幕末維新博覧会のメインパビリオン「幕末維新記念館」を見学した。あでやかなきもの姿で参加した約40人は、幕末維新期の佐賀の偉人たちの志に触れた。

 薄れつつあるきもの文化をもっと身近にしたいと「きものの日」に合わせて行った。参加者たちは、佐賀の偉人たちの功績を紹介する映像を熱心に見たり、「未来につなぐメッセージ」を書くコーナーで家族の健康を願う言葉をつづったりと、見学を楽しんだ。

 秋を意識して淡いピンクの着物を着たという鳥栖市の今福清子さん(53)は「佐賀を誇りに思った。和装で出掛ける機会は少なく、いい機会になった」と笑顔。主催者の一人で高校などで着付けを指導している相浦充子さん(72)=小城市=は、「中学の家庭科の教科書に和装の着付けの仕方が載っているが着付けの授業はない。若い人にも、もっときものを親しんでもらう機会が増えれば」と話した。

 同記念館では博覧会最終日の来年1月14日まで和装での来場者の入場料を無料にしている。

このエントリーをはてなブックマークに追加