唐津東港に停泊中の「エメラルドからつ」に乗船し、向井善嗣船長からフェリーの運航を学ぶ西唐津小の3年生=同フェリーのブリッジ

 校区内に唐津港がある西唐津小(宮崎恵司校長)の3年生約60人が13日、総合学習で港の役割を学んだ。国土交通省九州地方整備局の出前講座で、物流会社やフェリー会社の協力で施設も見学し、地元が誇る物流拠点に迫った。

 午前中は学校で同局唐津港湾事務所の末次広児・沿岸防災対策官(50)が、日本の輸出入貨物の99%が港を通して運ばれている現状を伝え、港の重要性を解説。その安全を「岸壁、防波堤、航路の三つが守っている」と語った。

 午後は佐賀県で唯一の耐震強化岸壁である東港の岸壁に移動。松浦通運の馬渡恒太朗課長(30)が「長崎県松浦市にできる火力発電所の鉄骨、佐賀市にできる有明海沿岸道路の橋の部材をここで陸揚げし、運んでいる」と説明し、350トン、200トンの荷物を上げられる大型クレーン車2台の試乗体験もあった。

 東港と長崎県の壱岐を結ぶ九州郵船のフェリー「エメラルドからつ」に乗船し、ブリッジで船長からフェリーの運航も学んだ。

 学習を通して末安鈴佳さんは「クレーンが思ったよりも大きかった。港の良さをずっと覚えておきます」と語った。

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