白美茸の粉末を使ったクッキーを開発した食品流通科3年生の生徒たち=唐津市神田の唐津南高

白美茸の粉末を使ったクッキー。卵を使っていないため卵アレルギーがある人でも食べられる=唐津市神田の唐津南高

 唐津市の唐津南高食品流通科3年の女子生徒たちが、唐津市産の白いキクラゲ「白美茸(はくびたけ)」のPRに一役買っている。10月末には、東京であった商談会に九州の高校として初めて参加。白美茸を使ったクッキーを開発し売り込むなど貢献している。

 白美茸は、唐津市七山の農業法人グレイスファームが作っている。名前の通り白く、コラーゲンのような成分が多く含まれている。食品流通科は5年前から、地域課題を解決する授業の一環で同法人と協力、白美茸の粉末を使ったパンやケーキを開発してきた。その実績を買われ、共同で商談会に参加した。

 生徒は参加に合わせ、流通させやすいよう日持ちするクッキーを新たに開発した。通常は生地のつなぎ役に使う卵を、タンパク質を多く含む白美茸の粉末で代用。卵アレルギーがある人も食べられるようにした。

 10月23、24日にあった商談会には、開発に関わった生徒5人がバイヤーに試食を勧めアピールした。食品流通科の脇山優衣さん(18)は「情報が集まる東京で地元食材を知ってもらえてよかった」と喜ぶ。

 グレースファームの副島幸輔社長(64)は「とても思いつかないような発想で白美茸の可能性を引き出してくれる。これからも一緒に開発を続けていきたい」と話している。

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