認知症見守り隊養成講座で、警察官(中央)に声を掛けるロールプレーに臨む三田川中の生徒たち=吉野ヶ里町の同校

 吉野ヶ里町社会福祉協議会などがこのほど、三田川中(有馬ゆかり校長)で「認知症見守り隊」の養成講座を開いた。社協を中心に「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」を推進。2年生84人がロールプレーなどを通じて認知症の知識を深めた。

 西九州大リハビリテーション学部講師の小松洋平さんが認知症の症状を「(認知症は)普段できていたことが徐々にできなくなっていく。ただ、心や気持ちは生きていて、うまく対応すると改善していく」と説明。「小学校の時、近くに住んでいた人に見守ってもらっていたはず。その恩返しをする気持ちで」と呼び掛けた。

 その後、生徒たちはロールプレーで「困った人には正面から、顔の高さに合わせて話す」などの方法を教わった。西九州大4年の山口明さん(21)は「座学だけでは分からない。実際に体験すると分かりやすい」と対応方法を伝授。新しく見守り隊になった森悠貴さん(13)は「三田川の認知症見守り隊として温かく見守ることを意識していく」と力を込めた。

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