ラムサール条約登録湿地の海岸道路を舞台に開催されたリレーマラソン=鹿島市

 鹿島市のラムサール条約登録湿地「肥前鹿島干潟」で11日、海岸道路を舞台にした第1回リレーマラソン大会が開かれた。市内外から42・195キロ、20キロ、10キロの部門に計324人がエントリー。秋晴れの有明海を望みながら、ランナーたちは風を切って駆け抜けた。

 市民や観光客と豊かな自然環境を結び、有明海への関心を高めてもらおうと初めて開かれた。参加者は7~79歳と幅広く、家族や同僚などでチームを組んで出走した。開会式では樋口久俊市長が「地域が持つ魅力を将来に渡していくための一歩」とあいさつ。地元の北鹿島少年野球主将の小池樹希君(12)が「ラムサール登録地を楽しみながら一生懸命に走る」と選手宣誓した。

 沿道の声援を受けて走ったランナーからは「平らで走りやすかった」「運動するいい機会になった」という声が聞かれた。上位チームには地元で作付けする「ラムサール米」が贈られた。

 肥前鹿島干潟は水鳥など多くの生き物の生息地として国際的に重要な湿地に15年に登録、鹿島市では地域住民による保全と利活用が進んでいる。市は今年、海岸沿いの堤防道路にジョギング用の距離表示版を整備した。

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