ボールを使って筋力トレーニングを行う参加者ら=佐賀市の本庄団地公民館

参加者にしっかり食べる大切さを訴える三谷さん=佐賀市の本庄団地公民館

 住民が主体的に介護予防の教室を開く「通いの場」。佐賀中部広域連合は、教室によっては我流になっている運動や参加者の減少などの課題を受け、介護予防の推進員を派遣し、介護予防の効率性や継続性を高めようと取り組んでいる。

 「通いの場」は高齢者が徒歩15分圏内で集える場所で体操や筋力トレーニング、会話などを楽しむ。中部広域連合が構成する佐賀、多久、小城、神埼、吉野ヶ里の4市1町では135カ所(昨年度末)が活動。派遣事業は4月から実施し、9月末時点で述べ124回派遣した。

 佐賀市の本庄団地公民館では9日、「にこにこ運動教室」があり、8人の住民が参加した。指導にあたったのは健康運動指導士の三谷誠さん(60)。三谷さんはメタボリックシンドロームを気にして食事を制限し過ぎていると指摘。タンパク質の摂取や、体重の変化を記録して痩せていないかを確認する必要性を指摘した。そのほか、ボールやゴムバンドを使った筋力トレーニング法を指導し、参加者は笑顔で体を動かした。

 自治会長の中島雅博さん(70)は「普段しない運動もあって刺激になったので取り入れたい。元気で助け合う地域の絆を広げていきたい」。派遣事業の担当者で同広域連合の橋本小百合さん(39)は「自分たちで楽しく続けられる活動のサポートをしていきたい。どこのエリアにも通いの場ができるようになれば」と話した。

 

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