コンクリート工場のコンピューター操作室を見学する生徒たち=神埼市

 神埼市の佐賀宇部コンクリート工業(福岡桂社長)佐賀工場で7日、塩田工業高建築科2年の35人を招いた「生コンクリート工場見学・研修会」があった。製造の現場をじかに見学することで高校生の将来の進路選択に役立ててもらう狙い。

 生徒たちは同社の社員の説明を受けながらコンピューター操作室やプラントを見て回り、製品検査を学ぶコーナーでは、コンクリートの軟らかさを調べる「スランプ測定試験」やコンクリート内の空気量を調べる「空気量測定試験」の実演を見学した。

 引率で訪れた森永一男教諭は「座学の授業とは違った視点でものづくりの楽しさを学ぶことができたようだ」と言い、建築科2年の末次希望さん(17)は「一つ一つの正確な検査を見て、業界に興味がわいてきた」と笑顔を見せた。

 見学会は県生コンクリート工業組合と県生コンクリート協同組合が主催。両組合の小濵富夫専務理事は「コンクリートの業界に興味を持ってもらい、進路選択に役立ててほしい。他の業界に就職しても、この体験は役に立つはず」と話した。

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