「未来の子どもたちのために私たちができること」をテーマに議論を交わしたパネルディスカッション=佐賀市エコプラザ

 自然保護を目的とした「田んぼの観察会」を通じて学んだことなどを議論するシンポジウムが3日、佐賀市エコプラザで開かれた。市民や専門家など約40人が参加し、未来に引き継ぐべきものなどついて議論を交わした。

 元西九州大准教授の上赤博文さんが「佐賀は原生的自然が全国で4番目に少ない。山間部は荒廃し、二次的自然(里山)の状態もよくない」と数値やデータを示し「全国で最も自然が残っていない県と言わざるを得ない」と指摘した。

 その後のパネルディスカッションでは「未来の子どもたちのために私たちができること」をテーマに実施。「佐賀に生まれ、自然を誇ることができるような施設を整備していきたい」「佐賀に住む子どもに環境を教育し、理解してもらうことが地域の愛着になるのでは」などの意見がでた。

 シンポジウムはネイチャー佐賀(前田修之会長)が主催。さが水ものがたり館の荒牧軍治館長の「佐賀の稲作と治水事業の歴史と文化について」をテーマにした講話もあった。

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