国営諫早湾干拓事業の開門を求める漁業者側弁護団は7日、農林水産省の担当者と国会で意見交換した。11日の長崎地裁に係属している訴訟の和解協議で、国は開門に代わる漁場環境の改善策の考え方を示す予定だが、文書か口頭か、どういう項目になるのか明らかにせず、「今の段階で申し上げられない」と述べた。