唐津神社の秋季例大祭「唐津くんち」は3日、おみこしのお供をして西の浜(旧大成小グラウンド)に向かう「お旅所神幸」があった。澄み切った青空の下で14台の曳山(やま)が放つ極彩色が際立ち、最大の見せ場「曳(ひ)き込み」で最高潮に達した。

 この日は旧城下町を巡行し、正午から順次、お旅所に曳き込まれた。砂地に車輪がめり込んで進まず、曳き子たちはありったけの力を振り絞った。今年、総修復・塗り替えをした7番曳山「飛龍」(新町)は一気に曳き込むのが流儀。1846(弘化3)年の創建当時に近づいた姿がより映え、文字通りに天を飛翔する龍の姿に重なった。

 くんちの熱狂を写真で紹介する。巡行路上だけでなく、2日早朝から曳山展示場を出て各町へ繰り出す様子、3日早朝に神社に奉納されたカブカブ獅子なども追った。

 

点灯して

宵曳山の巡行を終え、唐津神社前に到着した5番曳山「鯛」。例年は先に到着した曳山は明かりを消すが、今年は点灯した状態で後から来る曳山を迎えた=唐津市

 

 

カブカブ獅子

3日早朝、唐津神社に奉納された「神田のカブカブ獅子」の獅子舞。奉納後、見守った観客は無病息災を願い、獅子に頭をかんでもらう姿が見られた=唐津市

 

 

 

 

 

気合

曳き込みで気合が入る10番曳山「上杉謙信の兜」の男衆=唐津市の旧大成小グラウンド

 

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