提案理由説明の冒頭、手話を交えて話す山口祥義知事=佐賀県議会

 11月定例県議会は2日開会し、県は7月の西日本豪雨の復旧に伴う経費などを含め22億7950万円を増額する本年度一般会計補正予算案など、議案15件、報告1件を提案した。山口祥義知事は、11月29日に告示される知事選を念頭に「真っすぐに愚直に『佐賀の時代』を創り出していく」と述べ、2期目への意欲をにじませた。

 山口知事は1期目最後の県議会になる。提案事項説明では、鳥インフルエンザや災害への対応といった危機管理に加え、子育て支援や企業誘致など、これまでに取り組んできた施策を挙げた上で「県民の心に寄り添った施策に全力を尽くしてきた」と振り返った。

 8月に受け入れを表明した自衛隊輸送機オスプレイの佐賀空港配備計画に関しては今後、自衛隊との共用を否定した県有明海漁協との公害防止協定覚書付属資料の見直しに関する協議を行うことになる。山口知事は「ノリ漁期の状況を見ながら誠意を持って協議を行う」と述べるにとどめた。

 佐賀空港の新規路線に関しては、四つ目の国際線として韓国の格安航空会社(LCC)のティーウェイ航空が、釜山の金海国際空港とを結ぶ路線の開設を計画し、現在は発着枠や機材繰りの最終調整が行われている。山口知事は「県として受け入れの準備を進めていく」と説明した。

 県議会の会期は22日までで、8、9、12日に一般質問がある。

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