唐津神社の秋季例大祭「唐津くんち」が、11月2日の宵曳山(やま)から始まる。町人文化が花開き、江戸後期から明治にかけて次々と製作された14台の豪華な曳山。先人たちの情熱を受け継ぎ、平成の曳(ひ)き子たちも伝統を守り続けてきた。今年は平成最後のくんち。振り返れば、30年の歩みは一つの歴史となっている。
 昭和最後のくんちは、昭和天皇の容体悪化で全国に自粛ムードが広がる中、巡行を断行。今回とは随分様相が違った。平成の世では14台のうち13台が塗り替えし、すべての曳山が国内外に出動した。修理施設が地元にでき、次世代に永久に引き継いでいく決意で修復材を育てる植林活動も始動。ユネスコ無形文化遺産となり、国際的な評価も加わった。
 年に一度のお祭り。繰り返しのように見えて、毎年のように新しい変化や動きがある。その軌跡を年表と写真で紹介する。「地域の話題」面では本日付から、この特集と連動した連載「平成の唐津曳山 30年の移ろい」(全3回)も掲載する。

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唐津くんち特集

 
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