県知事賞に輝いた前山綾那さん(中央)と、県教育長賞の梅﨑一葉さん(右)、県議会議長賞の前間裕太さん=武雄市文化会館

 佐賀県内の定時制と通信制高校で学ぶ生徒の生活体験発表大会が28日、武雄市文化会館で開かれた。最高賞の県知事賞には有田工業高の前山綾那(あやな)さんが選ばれた。11月24日に東京で開かれる全国大会に出場する。

 初参加の敬徳高など8校の代表16人が、学校生活や仕事などについて7分以内で発表した。

 「自分」の演題で話した前山さんは、小学6年の3学期から学校に行かなくなり、「自分にできることを増やそう」と料理や手芸などに取り組んだ。勉強にも「生まれて初めて自分から進んで取り組み、成長や進歩を実感できて楽しかった」と振り返った。

 「私のための学校かと思ったくらい」と志望した有田工の定時制では「自分のペースでゆっくり勉強でき、ファミリーレストランで働くことが責任感や自主性、積極性を身につけることにつながっている」と充実している様子を伝え、「過去とは違う自分をつくっていきたい」と結んだ。

 それぞれの生徒も、高校で仲間をつくり、部活や仕事を通じて新たな世界を見つけた体験などを発表。約300人の聴衆も聞き入っていた。

 他の受賞者は次の取り。

 県教育長賞 梅﨑一葉(敬徳)▽県議会議長賞 前間裕太(鳥栖工)▽武雄市長賞 西依蓮桜砂(鳥栖工)▽佐賀労働局長賞 松尾恵(有田工)▽佐賀新聞社賞 坂本要(唐津商)▽NHK佐賀放送局長賞 田中愛佳(佐賀北)▽県高校定時制通信制教育振興会長賞 石丸裕之(佐賀工)

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