「佐賀~台北線」が今月28日から定期便になり、2019年3月30日までの冬ダイヤの航空券が販売されています。1日2便の定期便の価格が、9800円(行き)、帰り(1万2000円前後)、往復約2万円で佐賀国際空港から桃園国際空港(台北)に行けます。お互いの国際交流を深める上で、比較的安価で観光だけでなく、今後、文化や産業が活発になることが予測されます。

 最近、台湾との国際研究で、2泊3日で台湾の大学へ行きました。目的は、発達障害の学生さんにどのようなアプローチがなされているのか、その現場を視察したかったからです。小学校を訪れました。発達障害の小学生4人に1人の教員が授業をされている風景を約1時間ほど拝見しました。日本での現状はまだよくわかりませんが、台湾では小学校入学時に発達障害のスクリーニングがなされ、少人数の小学生に対して、先生1人で懇切丁寧に授業されている風景はまさに理想的でした。授業が終わると、給食の時間。小学生と同じメニューをいただきました。家内の晩御飯より栄養価が高く(家内から怒られるかもしれませんが)、バランスのよい昼食で、大変おいしく感じました。

 台湾との友好関係は戦前戦後も良好で、台湾人は日本人に対して好意的、不思議に感謝してくれます。国立台湾大学(台湾では最難関の大学)も、もともと日本が作った大学で、歴史的にも、台湾では日本語の授業があった時代がありました。70~80歳の方は、今でも日本語が話せるようです。

この定期便が開始されることを祝って、お互いの文化交流がますます盛んになり、お互いに学び合う機会が増えることを祈っています。通常の学生は、北京語(方言の少ない標準的な中国語)で話していましたので、中国語を勉強している方は理解できます。今後、生活習慣(食事・運動など)、医療の現場も勉強したいと考えています。(佐賀大学院教授・保健管理センター 佐藤 武)

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