鍋島栄子役として、人力車から沿道の観客に手を振る三根梓さん=佐賀市城内

人力車に乗って出発する鍋島栄子役の三根梓さん。奥は鍋島直正公銅像=佐賀市城内

 明治維新150年にちなみ20日開かれた「第1回さが維新まつり」では、嬉野市出身の女優・三根梓(あずさ)さん(26)が佐賀藩最後の藩主・鍋島直大の妻栄子(ながこ)役を務めた。栄子の実際のドレスを基に作られた衣装をまといハイライトの「さが維新行列」に加わった三根さんに、栄子の印象やイベントの感想、今後の抱負などを聞いた。

 「佐賀の未来を考えるきっかけになるお祭りになる」と目を輝かせた三根さん。栄子役への抜てきに「純粋にうれしい。女性の憧れのような方で身が引き締まる思い」と話した。栄子について事前に調べたといい、「自分が前に出て引っ張っていく人で、バイタリティーのある女性。そのような人が佐賀にいると知り、誇りに思う。私ももっと頑張らないといけないと思った」と栄子の活躍に背中を押された様子だった。

 「何度も通ったことがある佐賀の道だけど、タイムスリップしたような気持ちで見え方も違ってくる」と三根さん。菊や桜、ボタンなどをあしらったドレスで登場し、人力車から沿道の観客に笑顔で手を振り返した。「すてきなドレスを着せてもらい光栄。栄子役は緊張もあったが、佐賀の人が温かく迎えてくれて本当に楽しかった」と目を細めた。

 女優として「小さい力だが佐賀の素晴らしさを発信していきたい」と話す三根さんは早稲田大学出身でもある。「(創設者の)大隈重信さんをさらに詳しく知りたいし、大隈さんをテーマにした作品に出演してみたい」と抱負も語った。

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