「マニャー」を使った交通安全のぼり旗を作った牟田建設の本山信広さん(左)ら=唐津市厳木町

 交通マナーアップを呼び掛ける佐賀県のゆるキャラ「マニャー」が、民間でも活用され始めた。第1号となる牟田建設(本社・吉野ヶ里町)はマニャーが描かれた交通安全のぼり旗でドライバーや従業員に安全運転を呼び掛けており、県は活用の広がりに期待している。

 旗を考案したのは、牟田建設監理技術者の本山信広さん(44)。道路工事を担う立場から、従業員の意識向上も兼ねた啓発を模索していたところ、マニャーの愛くるしい姿にひかれた。このたび旗を2本作り、唐津市厳木町の事務所入り口に立てた。

 本山さんは「交通事故はいつ起こるか分からない。ドライバーがこれを見て、少しでも意識を持ってもらえればうれしい」と話す。今後はのぼり旗の本数を増やし、会社が受け持っている県内のほかの現場にも設置する予定という。

 マニャーを使用するには県への申請が必要。県交通事故防止特別対策室の平川博幸室長は「マニャーの力でルール順守とマナーアップを訴えたい」と話し、多様な業種や地域での活用を期待する。

 マニャーは猫の姿をした妖精で、車のエアコンの吹き出し口からドライバーを見守っている設定。今年9月から動画が配信され、第2弾の動画も今月から公開されている。

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