完成した杵藤地区消防本部と武雄消防署の統合庁舎=武雄市武雄町

 杵藤地区消防本部と武雄消防署の統合庁舎が武雄市武雄町の国道34号沿いに完成し、23日に落成式があった。庁舎に加え、多様な訓練ができる訓練棟2棟も備えている。11月1日から業務を始める。

 本部と武雄消防署はそれぞれ別の場所にあったが、老朽化や広さ、通信指令システムの更新を考慮して統合庁舎を建設、移転した。

 新庁舎は新武雄病院の東側にある。4650平方メートルの敷地に、本部と消防署、通信指令室が入る鉄骨3階建ての庁舎と、鉄筋コンクリート5階建ての主棟と3階建ての副棟の2棟で構成する訓練棟を建設した。

 庁舎棟は延べ床面積4041平方メートル。1階に車庫や仮眠室、出動準備室、2階には武雄消防署や通信指令室、会議室やシャワー室、仮眠室、食堂など、3階は消防本部のほか会議室や倉庫がある。仮眠室は個室で女性専用も設けた。

 訓練棟は、主棟(337平方メートル)では高層火災など、副棟(90平方メートル)では傾斜地での救助訓練などが可能で、2棟間でロープの移動訓練もできる。用地費や建設費、システム更新費など総事業費は約21億5千万円。

 落成式には山口祥義知事ら約100人が出席した。杵藤地区広域市町村圏組合管理者の小松政武雄市長が「訓練が充実でき、女性隊員にも配慮した時代に即した施設。杵藤地区の安全安心の要として機能してほしい」とあいさつした。

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