2020年度中の完成を目指す神埼市新庁舎の完成予想図(神埼市提供)

 神埼市の新市庁舎建設工事が本格的に始まる。築48年と老朽化した現本庁舎の耐震性を強化するとともに、三つの庁舎に分散している行政機能を集約して行政サービスの効率化を図る。2020年度中の完成を目指す。

 新庁舎は鉄骨鉄筋コンクリート造り5階建て、延べ床面積は約8千平方メートル。現本庁舎と国道34号を挟んで北側の県東部農林事務所と神埼町保健センターの跡地に造る。水害対策で地下フロアは設けず、1階の高さを国道までかさ上げする。2階は教育委員会、3階は市長室や総務課などが入り、千代田庁舎から議場を移す。県内の庁舎では初となる地中熱を利用した空調設備も導入する。

 総事業費は47億5839万8千円。施工業者は一般競争入札に1社だけ入札した松尾・牟田建設共同企業体に決まり、落札率は92・97%。近く土地造成を終え、11月から着工する。

 23日の安全祈願祭には松本茂幸市長や施工関係者約80人が出席した。松本市長は「環境に優しい庁舎。安全、スムーズに工事が進んでほしい」と述べ、松尾建設の松尾哲吾社長が「庁舎はまちのシンボル。責任の重さを認識し、持っている技術のすべてを結集する」と話した。

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