伊万里警察署と伊万里市、西松浦郡有田町は23日、防犯情報を防災行政無線で放送するための協定を結んだ。凶悪事件や行方不明事案の発生など、住民に急いで知らせる必要があるケースで使用する。

 有田町ではこれまでも、ニセ電話詐欺や交通事故への注意喚起で防災行政無線を使っている。伊万里市の防災行政無線が6月に市全域で運用されるようになったのを機に、3者で警察発の情報の扱い方を確認した。

 今回の協定が対象としているのは強盗、発砲、殺傷といった凶悪事件や高齢者の行方不明事案など。同署管内や近隣で発生した場合に速やかに防災行政無線で知らせる。システムの関係により、伊万里市は警察署員が直接放送し、有田町は役場職員を介して伝える。

 伊万里署であった締結式で深浦弘信市長は「これを契機に防災も防犯も緊密に連絡していきたい」と話した。同様の協定は佐賀市諸富町と鹿島市、嬉野市、藤津郡太良町でも地元の警察署と交わしている。

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