子どもたちと真剣勝負する九州レジェンズのノグチピント・エリキソンさん(中央)=福島県南相馬市の小高小学校グラウンド

ベガルタ仙台戦後に、南相馬の小学生と写真に収まるサガン鳥栖の選手たち=仙台市のユアテックスタジアム仙台

 九州にゆかりのあるJリーガーOBで編成する「九州レジェンズ」が21日、東日本大震災の復興を支援するサッカー教室を福島県南相馬市の小高(おだか)小グラウンドで開いた。基礎を磨く練習やミニゲームで約80人の子どもたちにサッカーの楽しさを伝えた。

 1996年アトランタ五輪に出場した遠藤彰弘さん(43)、J2ロアッソ熊本などでプレーした宇留野純さん(39)、サガン鳥栖でのプレー経験があるノグチピント・エリキソンさん(37)と小井手翔太さん(37)の4人がコーチを務めた。

 九州レジェンズのコーチ陣は、ボールを両足の間に通す練習など正しい技術を楽しみながら学べるメニューを準備。ミニゲームでは子どもたちを真剣勝負し、現役時代GKとして活躍したエリキソンさんとのPK対決で締めくくった。

 福島県で被災し、避難生活を経験したという遠藤さんは「今みんなは元気にサッカーができている。感謝の気持ちを忘れず、いつか日の丸を付けて戦えるよう頑張って」とエールを送った。

 FC原一の鎌田凌駕(かまだ・りょうが)主将(12)は「普段練習していないGKの動きを学び、新しい発見があった」と話充実感を口にし、中盤でプレーしているという齋藤恵蓮(えれん)君(12)は「プレーで大事なトラップとパスの技術が分かりやすかった。上を目指したくなった」と話した。

 教室はサッカーで子どもたちを元気にしようと、サガン・ドリームスがDHCの協力を得て開き、今年で5回目。20日には子どもたちを仙台市であったサガン鳥栖-ベガルタ仙台戦に招待した。

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