孔子をしのび、厳かに執り行われた昨年の秋季釈菜=多久市の多久聖廟

 儒学の祖、孔子をまつる多久市の国重要文化財・多久聖廟(せいびょう)で28日午前10時から、「秋季釈菜(せきさい)」が開かれる。

 1708年の創建以来、310年間続く行事で、孔子と孟子ら4人の弟子に感謝し、春(4月)と秋に開かれる。ナツメやフナ、甘酒など8種類の供え物を、創建当時の青銅製の祭器などに入れてささげる。

 笛や鉦(かね)の雅楽の音色が厳かな雰囲気を醸し、境内では地元の子どもたちが釈菜の舞や唱歌、太鼓の演奏を披露する。紅葉する木々を背景に写真に収めようと毎年、大勢のカメラマンが訪れている。

 隣接の展示館では、昨年から続く多久百景写真コンテストの表彰式がある。2021年までの5年間で毎年20点ずつ優秀作を選び、刊行物に利用するなど市のPRに役立てる企画で、今年は市内外から195点の応募があった。

 問い合わせは公益財団法人孔子の里、電話0952(75)5112。

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