幕末佐賀の偉人らに扮して練り歩く「さが維新行列」の出発式で、気勢を上げる嬉野市出身の女優・三根梓さん(左)ら=佐賀市の佐賀城鯱の門前

 明治維新150年にちなんだ「第1回さが維新まつり」が20日、佐賀市城内で開かれた。大隈重信や江藤新平ら「佐賀の七賢人」に加え、幕末維新期に活躍した佐賀ゆかりの人物に扮(ふん)した人たちが練り歩き、業績を顕彰した。

 「さが維新行列」には約500人が参加した。佐賀城鯱(しゃち)の門を出発し、県立図書館南広場の「こころざしのもり」を折り返し地点にして往復約1・2キロを歩いた。沿道にともされたちょうちんの明かりの中、「佐賀ゆかりの35偉人」が登場すると、訪れた人たちが手を振ったり写真に収めたりしていた。

 佐賀藩最後の藩主となった鍋島直大の妻栄子役は女優の三根梓さん(嬉野市出身)が務め、栄子の実際のドレスを基に作られた衣装をまとって行列に加わった。フィナーレは「鍋島直正公銅像」周辺がライトアップされ、光のオブジェや手作りのランタンとともに幻想的な空間を演出した。

 近代医学の礎を築いた相良知安の子孫、隆弘さん(66)=佐賀市=も行列に加わり「訪れた人たちの反応が良く楽しかった。佐賀の偉人の先進性を受け継いでいってほしい」と話した。

 まつりは、県や市町などでつくる肥前さが幕末維新博推進協議会が初めて開いた。

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