田楽を奉納する子どもたち=佐賀市の白鬚神社

 国の重要無形民俗文化財に指定されている「白鬚(しらひげ)神社の田楽」が18、19の両日、佐賀市久保泉町の同神社で奉納された。6~15歳の8人の子どもたちが華麗な舞を演じた。

 子どもたちは18日朝、近くの川でみそぎを行って臨んだ。期間中に肉と魚を食べないなど、今でも伝統が継承されている。

 花笠をかぶって太鼓をたたく「カケウチ」が「オハー」「インヨー」と声に出し、それに合わせて着物姿で女装した「ササラツキ」が美しく舞った。

 50年前にカケウチを経験した小城市の永松敏彦さん(64)は「数十年ぶりに来た。懐かしい」と当時を振り返り、妻の保美さん(69)も「初めて見たが、厳かでびっくり」と話した。

 ササラツキを演じたの大坪寿樹斗君(12)=久保泉小6年=は「1週間という短い期間だったが、毎日1時間半練習した」と奉納に満足していた。

 宮司で田楽保存会長の西原清純さん(47)は「先人たちの意思をしっかりと引き継ぎたい」と語った。

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