県庁を訪問し、山口祥義知事(左)にアジアパラ大会での銅メダル獲得を報告する大谷桃子選手=佐賀市の県庁

 インドネシアで開かれた「2018アジアパラ競技大会」の車いすテニスに日本代表として出場し、銅メダルを獲得した西九州大3年の大谷桃子選手(23)=佐賀市=が19日、古賀雅博コーチ(43)と県庁を訪れ、山口祥義知事に結果を報告した。大谷選手は「メダルが取れてほっとした気持ち。皆さんの応援のおかげです」と笑顔で話した。

 大谷選手は女子シングルス部門に出場。準決勝では世界ランキング2位の上地結衣選手に敗れたが、3位決定戦では前回王者で過去2戦2敗のタイ選手を相手に、「スピンを効かせたフォアハンド」を武器に勝利し、銅メダルを手にした。山口知事から大会を通しての感想を聞かれると、「かなり自信がついてきた。上が見えてきました」と充実した様子を見せた。

 競技を始めて3年目にして、世界大会でのメダル獲得。躍進の理由について「誰にも負けたくないという気持ち」と自らの強みを口にした。また、「コーチとお互いに言いたいことが言えているのも大きい」と話すと、古賀コーチから「こっちは我慢していることもあるけどね」と言われて笑い合うなど、2人の信頼関係の深さも垣間見せた。

 大谷選手は、課題とする「守備とチェアワーク」を磨き、「東京パラリンピックでメダル、グランドスラムで優勝したい」とさらなる飛躍を誓った。

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